なれる!SEの最終巻を読み終わった

「なれる!SE 16 2年目でわかる?SE入門」(夏海 公司著)を読みおわった。これが最終巻。

面白かったけど、さすがに大風呂敷を広げすぎてしまったような話だ。内容的にはネタバレになるので特には書かない。

しかし、この本にはなんとなく思っていたけど、無意識に目をそらしていたことが思いっきり書かれていて、結構ショックである。

引用すると下記の部分だ。

「少なくとも国内SIerの経営層はエンジニアリングに価値を認めていない。手順書さえあれば誰でもできる単純作業としかとらえていないんだ。だからすぐワークを外に出したがる。あるいは安価な非正規に仕事を引き継ごうとする。コアな正社員には一切技術を求めない。」

「君は家を作るのに未経験の建築士を雇うか?病気になった時、無免許の医師を頼るか?冗談じゃあるまい。きちんと教育を受け、経験豊富なエキスパートを求めるはずだ。だがIT産業だけはこうした常識が無視されている。なぜだ?」

「日本で最初にIT産業を立ち上げたのは電機メーカーだからな。工場でやっていた勝ちパターンをそのまま持ち込むのが簡単だった。だから設計図を引く人間と組み立てる人間を別にするなんて発想が生まれる。システム設計の設計者とプログラマーを別職種にするなんて考え方もな。結果生まれたのがプログラミングもできないSEと創造性の欠片もないプログラマー達だ。」

あとがきにも同じようなことが書いてあり、この作者、エンジニアに憧れはあるものの、日本のIT業界を見限ったのではないかと・・・その経験がまた別の本「兼業作家、八乙女累は充実している」みたいなことになってしまったのかなと・・・

まあ、この辺りの話はだんだんと愚痴になりそうなので、切り上げるとして、本編は完結だけど、色々な雑誌とかに掲載していた短編とかは単行本化されないだろうか?いくつか読み損ねた話があるんだよねぇ。


なれる!SE16 2年目でわかる?SE入門 (電撃文庫)
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2017-08-10
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兼業作家、八乙女累は充実している (メディアワークス文庫)
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